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弁護士にかかる費用はわかりにくい?

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弁護士費用のイメージ

弁護士にかかる費用についてのイメージはどういうものでしょうか。
高い,いくらなのかよくわからない,とか。

ものすごく高いイメージを持っている方も少なくないようです。頼まれる際に,*百万円くらいかかるんですよね?ときかれて,この事件でそんなにもらえません…と答えて報酬基準を説明することもあります。

今頼んでる弁護士の費用はいくらでしょうか?

市役所の無料法律相談を担当していると,ときどき,弁護士費用について尋ねられることがあります。事件の処理についてはもう弁護士に依頼していて,訴訟が進んでいる途中なのです。そして,こういう仕事を頼んだら追加の費用がかかるだろうかとか,報酬はいくらくらい請求されるのだろうか,総額でどれくらいかかるのだろうか,という質問がされるのです。

…本当に,弁護士には話しにくいのだなあ,と思います。

その答えは,いつもこんな感じです。

「今頼んでいる弁護士に,遠慮なくなんでもきけばいいんじゃないでしょうか。追加でこういう作業は頼めるのかとか,費用がいくらかかるのかとか尋ねて,答えがよくわかるまで説明してもらえばいいと思います。決して安くはないお金を払っているお客さんなんですから,遠慮はいらないと思いますよ。」

それでも金額の目安を知りたいとおっしゃる方には,通常はこれくらいだという目安をお話しすることもありますが,事件の内容によって,特に困難な点があったり必要な作業が多かったりすると通常の価格よりも高くなることがありますので,やはりその弁護士によく聞いてみるといいと思いますよ,という話になってしまいます。

委任契約書

そもそも,総額がいくらかかるのか見当がつかないという状態が,本来はあってはならないはずです。その弁護士は,もしかすると,委任契約書を作成していないのでしょうか?

例えば,うちでは,刑事事件の委任契約書の報酬金の項目はこんな感じになっていたりします。

・不起訴の場合 324,000円
・起訴後,判決の量刑が求刑より7割以上減刑された場合 108,000 円
・起訴後,無罪となった場合 540,000 円

金銭を回収できる見込みのある事件では,回収した金額の10%,という決め方をすることもありますが,いくら回収したら報酬がいくらになるのかは明確に決まるようにしてあります。こういう場合は,うちでは,丸めた数字にはせず,367,892円みたいに算定式どおりに額を出すことが通常です。

よくわかるまでお問い合わせを

事前に一律に決めておけばわかりやすいのかもしれません。刑事事件の着手金はすべて30万円,とか。

でも,事件は全てオーダーメイドです。単に窃盗事件といっても,無罪を争うのか事実は認めているのか,被害弁償が可能か,勾留場所はどこか,勾留をどうしても防がなければならない事情があるか,などによってやるべき仕事内容は変わってきますから,その内容をみたててからでなければ費用は決められないのです。通常は,詳しい相談を受けた段階で見積もりを出しています。

弁護士に事件を依頼するのは,安い買い物ではありません。でも,頼むのに二の足を踏んだために,不利な結果になってしまうことは避けてほしいと思います。一刻を争うケースもあります。

費用がいくらかかるか不安な場合は,十分にご説明しますので,ご遠慮なくお問い合わせください。

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